「それ、買ってやるよ」
レジに持っていこうとしたワンピを、優斗が横からヒョイと取り上げた。
「え!?なんで!?」
「合格祝い~」
軽い口調でそう言い、レジへ向かった。
本当に買ってくれるの!?
あれ結構高いのに…
なんだかいつもの優斗じゃないな…
さっきの雑誌の撮影もだし、ワンピも買ってくれるなんて。
こんなに祝ってもらって…いいのかな?
なんで優斗は私にここまでしてくれるんだろう。
もしかして―――?
なんて、変な期待はしない方がイイよね?
お会計を済ませた優斗が私の元へ戻ってきた。
「あ、ありがとう…本当にいいの?それ高いのに…」
「バイト代入ったし。今回は特別!大切に着ろよ?」
「うんっ…ありがとう!!」



