幼なじみ以上恋人未満【完】




試着室の外にいた優斗が、バッと試着室のカーテンを開けた。



鏡越しに映る優斗の目は、私の姿を見つめていたので恥ずかしくなった。




「似合うじゃん」




「そう…かな?」




「なに?気に入らねーの?」




「ううん、かわいいんだけど…もっと大人っぽいのが欲しくて」




「はぁ?唯が大人っぽいのって…」




優斗が笑いを堪えていた。






「いいじゃん別に!だってもう高校生なんだよ!?」




私がムキになってそう言うと、優斗が私の頭をポンと撫でた。





「お前は大人っぽいのよりそういう方が似合うと思うけど?つーか、俺センスいいんだから間違いねーよ」




「な、なにそれ…」





頭触った!!!!!




顔が熱くなっていくのがわかる。




それに、優斗に似合うって言われて余計にドキドキしちゃった。