幼なじみ以上恋人未満【完】



「どうしちゃったんだろ…プリンの恨みも重なっちゃったからかな」



「いや。唯をとられたからだろ」



「ええ!?ないない!それは絶対ない!!」



私は甲高い声で笑った。


いつも私をないがしろにしてくるお兄ちゃんが…ありえない。



「あいつ、ああ見えてお前のこと大事にしてると思うけど」


「えー?そうかなぁ…」


「ま、兄貴なんかに負けねぇけど」



優斗は再び私を後ろから抱きしめる。




「あー。ずっとこのままでいてぇ…帰りたくねぇ」



こんなに甘えるタイプだったなんて信じられない。


束縛するのもされるのも嫌ってたのに…


本当にこの人は優斗なのだろうか


熱が上がってきたのか、ふわふわして頭がぼーっとしてくる。



「俺の事は気にしないで寝ろよ」


「でも…優斗がせっかく側にいるのに…もったいなくて寝れない」