「唯」
「え…?」
どうしたっていうの?
優斗が目の前で正座している。
「俺、唯が好きだ」
頭が真っ白になる。
優斗、何言ってるの?
これは夢?
それとも、聞き間違い…?
「え…ちょっと待って…」
「はぁ…やっと口に出せた」
優斗はすっきりしたような顔をしている。
「待って待って待って…!」
私の頭の中はパニック状態で。
頭痛いのに余計ぐるぐるしてきた。
私、おかしくなってしまったのかな。
優斗が私を好きだなんて…
ありえない!
「ちゃんと聞いてた?」
優斗が私の隣に座って、顔を覗きこんできた。
「す、好きって…嘘でしょ?」
「はぁ?嘘なわけねーし!言うまでどんだけ緊張したと思ってんだよ」



