「うん…その女の子は特別なんだよね…私も幼馴染なのに今知ったよ。優斗に好きなヒトがいたなんて」
あの優斗が本気になるなんて…
一体どんな女の子なんだろう。
美緒と別れたからって、私の出る幕はもうないってことだよね。
「唯さ、今諦めようとか考えてない?」
「え…うん、そりゃ考えるよ」
「もうっ!!だめだめ!そんなんじゃだめだよ!」
美緒は立ち上がって私の目の前で仁王立ちになった。
「え!?」
「本気で好きなら私みたいにぶつかってみなよ!?逃げないで当たって砕けろ!」
そして私の胸に軽くパンチしてきた。
「…うん」
「もう私に遠慮なんかしなくていーんだからね?」
美緒はすっきりした笑顔で笑っていた。
すごいな美緒は…
別れたばかりなのに友達の応援ができちゃうなんて。
私なら絶対に無理だと思う。



