「そんなのわかんないじゃん。またそうやってグダグダしてると他の男にとられちゃうよ?」
渉は弁当を広げて食い始めた。
俺も買ってきた焼きそばパンにかぶりつく。
「わかってる。だから今日言うつもり」
「おおー!いいねぇ行動早くて!楽しみにしてるよ」
「てめぇ、おもしろがってるよな?」
「えー?そんなことないけど」
「あるって!ぜってーある!」
渉の弁当のおかずを食おうとしたら、それに気づかれ手をつねられた。
「俺、今の優斗好きだよ?前までは適当に毎日やり過ごしてた感じしてたけど、今はなんか必死じゃん?良い顔してるよ」
「な、なんだよそれ!?ゾッとしたわ」
「ぶっ。ホントホント!今まで色んな女の子と遊びまくってた優斗も一途な恋をするようになるとはねぇ~」
渉はしみじみしながら空を見上げた。



