幼なじみ以上恋人未満【完】




「わ、渉…今…」



「あ~優斗は知らなかったんだねー?俺、彩ちゃんがずっと好きだったんだよ。ちゃんと告って振られたけどね」



「いつの間に!?俺しらねーぞ!?」



「結構前だよ。蒼空、口は悪いけどそういうことは軽々しく言わない奴なんだよね」



そう言ってケラケラと笑っている。


全然知らなかったし気づかなかった。


俺って鈍感!?



今まで悩んでイライラしていたのはなんだったんだよ。


急に全身の力が抜けてきて、どさっとその場に座った。



「はぁー…渉に遊ばれてたのかよ…」



「ごめんねー?でもさ、良かったよ。優斗には唯が合うし」



「でも振られるかもしんねーじゃん。俺今まで散々遊んできたし、あいつの大事な友達とも付き合ってたしな…傷つけるんじゃないかって思うとこえーんだよ」