幼なじみ以上恋人未満【完】



私が横になっているすぐ隣で、優斗が座っている。



なんか不思議な気分。


美緒、なんて思ったかな。



またさっきみたいな暗い顔してるのかな…




「そろそろ…戻ろうかな」



「は?まだ5分くらいしか休んでねーじゃん」



「大丈夫っ…みんな心配してるし」



「無理すんなよっ」



起き上ろうとする私の肩を掴み、無理やり寝かせた。



こんな時なのにドキドキしてしまう。



前にもあったな、こんなこと。



優斗の部屋で、優斗が私をからかって押し倒した。


そう、いつも優斗は私をからかっていた。



私の事は恋愛対象外だから…


こんな体勢になったって、ドキドキしているのはいつも私だけ。


私だけこんな想いをしているんだよね。


胸が苦しくて…辛い。