幼なじみ以上恋人未満【完】




「楽しそうじゃん?」



「…うん、楽しいよ」



2人の笑顔がなんか怖い。


どうしたんだろう。


なんか優斗から怒りのオーラが出てるような。


渉君も無理に笑ってる気がするし。



「ゆ、優斗先輩!私達もこれやりましょうよ!」



美緒が優斗の腕に自分の腕を絡ませた。



そういうの自然にできていいな…



だよね、2人はキスもした仲なんだし。



そう思ったらまた胸がぎゅーって苦しくなった。



私が渉君と浮き輪に乗ったように、美緒と優斗もくっついて乗るんだよね…



やだな…



なんか、すごく嫌だ。



美緒は優斗にべったりくっついている。



見たくない…



もう見たくないよ…




だんだん気持ち悪くなってきて、視界が真っ白になった。



あ、やばい…



その場にしゃがんでうずくまると、美緒たちが心配して駆け寄ってきた。