渉君はすごいな。
私の事よく見ててくれてる。
「ね、ウォータースライダーやらない?ここのって長くて有名なんでしょ?」
「うん!やろう!」
ウォータースライダーのスタート地点に行くと、カップルだと思われて2人用の浮き輪を用意された。
「あのっ」
スタッフの人に言おうとした時、渉君に止められた。
「いいんじゃない?二人の方が楽しそうだし」
そう笑顔で言われ、私も頷いた。
他の人だったら断ってたけど…渉君ならいいか。
しかし実際乗ってみると結構密着度がすごくて。
断らなかったことを後悔した。
「唯、こわいんでしょ?顔がこわばってるよ?」
「そ、そう!?」
恐いんじゃなくて、緊張してるのー!
だって…私の真後ろに渉君がピッタリと…



