どうしよ…そんなにぎゅーってされたらこのドキドキ伝わっちゃうんじゃ…
すると、優斗がプッと笑った。
「唯ってすぐムキになんのな」
「だって優斗がムカつくこと言うからっ…」
「ふっ。わりぃ」
すぐ目の前で優斗が笑っていて…
ヤバイ、目が離せない。
このまま…ずっと優斗の腕の中にいたい。
その時、一瞬美緒の顔が見えた。
美緒はプールから上がっていてこちらを見ている。
その表情はすごく暗くて…
私は思わず目を背けた。
私―――
なにやってるんだろう。
コノヒトは友達の彼氏なのに…
「ゆ、優斗…もうプールから上がろう?」
「大丈夫かよ?」
「うん!もう平気だから!」
「おいっ」
強引に優斗から離れ、急いでプールから上がった。



