「つーかお前泳げんの?あぶねーから子供用のプールで泳げよ?」
「失礼な!泳げるもんっ…」
頭も…だが、運動神経も悪い唯を一人で泳がせとくのも心配なんだよな…
俺が側で監視していたいくらい。
「美緒も…楽しみにしてたよ」
その名前を聞いてどきっとした。
そう。俺は今美緒と付き合ってんだ。
美緒は俺と唯が同じバイト先だということも嫌な顔せずに許してくれた。
そんな女もなかなかいないよな。
今はあいつを大事にしたいと思うのも本音。
悲しませたりもしたくねぇ。
あいつの泣き顔はもう見たくないから。
「美緒ってすごいイイ子だよね!?」
「そうだな…」
「優斗…大事にしてあげてね?」
「お前に言われなくても…大事にしてるよ」
「そっか…」



