「絶対そうだよ! 頑張ってね。」 「おう。」 ちょうどそのとき、先生たちの話が終わり、各自部屋へ向かうことになった。 「……何この部屋割り。 おかしくない?」 あたしの班は一人多くて、あたしだけ部屋に入れないため、別の班と混ざるのは知っていた。 でも、これはおかしい。 「なんで朔也?」