先生は救世主





「ホテル、おっきいね〜。」


今は、ホテルのロビーにいる。
先生たちが、注意事項などを話しているところだ。


「だな。
でも兄貴んちは、これよりすごいだろ?」


だけど、小声で朔也と話している。
だって、先生の話とか、面白くないもん。


「うん。すごいおっきい。
最初はびっくりしたけど、少しずつ慣れてきてるよ。」


「そりゃ慣れないとな。」


「先生、すごいよね。
通訳もしてるだなんて。」