「……ほんと、いろいろとごめんな。 迷惑かけてばっかりだな。」 「ううん、全然だよ! あたしの方こそ、迷惑かけてばっかりで……。 ごめんね。あと、いつも助けてくれて、ありがとう。」 「あたりまえだ。 好きなやつ守れない男は、最低だから。」 「じゃあ、これからも、よろしくお願いいたしますっ。」 「こちらこそ。」 あたしたちは、顔を見合わせて、ふふっと笑った。