先生は救世主





朝食をとり、着替えをすませ、学校へ行く準備は整った。


「一人で行けますか?」


「多分無理です。
方向音痴なので……。」


「でも、バレたらまずいですよね。」


「大丈夫ですよ。
一人で行ってみますので。」


「さっき、無理って言ってたじゃないですか。」


「でも、迷惑はかけられません。」