先生は救世主





「おっき〜。」


想像以上に大きいお風呂で、少し戸惑う。
そして、少し緊張しながらも、お風呂の扉をあけた。

あたしの家の倍以上ある、大きな湯舟には、お湯がはってある。

身体を洗い終わったあたしは、遠慮がちに、お湯に浸かった。

今日一日で、いろいろありすぎた。
それにしても、あの先生が独身だとは思わなかった。

あの顔、あの性格、しかもお金持ち。
それに、なんでもできちゃう感じだし。

とりあえず先生には、すごく感謝しなきゃ。