[翌日] 「……えっ。」 靴箱に、悪口を書かれた紙が入っていた。 「明梨嗄、どうかした?」 「…ううん、何もないよ。行こっか。」 朔也には、何もないと伝え、紙をポケットにしまう。 ……なんでこんな紙が?