「ほら、慶兄もこう言ってますよ。 ちゃんと、自覚してくださいね。」 その言葉、三人にそのまま返したい。 この美形家族のせいで、周りからは注目をあびている。 三人とも、もっと自覚してください。 「とりあえず、着替えない? せっかく海来たんだし。」 「おう、だな。」 「ですね。」 「じゃあ、明梨嗄。 つばきのこと頼んだ。着替えたらまた、ここに集合な。」 「うん。わかった。」