『空港、来てくれてるんだよな?』


「うん。」


『どこにいる?』


「入り口付近。」


『じゃあ、そこで待ってろよ。』


それで電話は切れた。
5分もしないうちに、慶助さんがやってきた。


「明梨嗄っ!」