「最終日の自由時間は、もっといいとこ行こうな。」 「うん。 でも、慶助さんと一緒だったら、どこでもいいよ?」 あたしがいうと、慶助さんはあたしをしゃがませて、自分もしゃがんだ。 これだったら、外から見ても、万が一誰かが入ってきても、座席に隠れて見えないだろう。 「ありがとな。 俺もだよ、明梨嗄。」 「うん。」 「……これならバレないよな。」 慶助さんは、あたしにそっとキスをした。