先生は救世主





集合時間1分前で、ギリギリだった。


「はぁ…はぁ…。
あー、しんどー。
兄貴らのせいだからな」


「悪いな。」


「ごめんね。」


「明梨嗄はいいよ。
どーせ、兄貴のせいだろ?」


「まあ、そうだけど。
仕方ないだろ。明梨嗄、可愛すぎなんだから。」


朔也に慶助さんが、小声でそう言っているのが聞こえた。


「クソ兄貴め。自慢かよ。」