イケメン王子と甘々同居中?!

私が苦笑いをすると、駿が少し笑いながらため息をついた。



「しょうがねぇな。
なら俺が…「俺が教えてやるよ」」


…え?



声がした右を見ると、綾瀬くんが横目で私を見てそう言った。


どの角度から見ても、その綺麗すぎる顔で見られるとさすがにドキッとしちゃう。


ていうか今「教えてやるよ」って言ったの??


えっとー…。


「綾瀬くんが?!私に?!」


「はぁ?なんで綾瀬が出て来るんだよ」


駿が強く言う。


それに微動だにせず、クールな顔のまま口を開いた綾瀬くん。


「どうせ同じ家なんだし。夜にでも教えてやるよ」


「夜?!」


駿の驚いた声に驚く。


「でも…なんか悪いよ…!じ、自分で解きます!」


そんな、綾瀬くんに勉強教えてもらうなんて…そんなことさせれないでしょう!


「朝、起こしてくれたお詫び。…嫌なの?」


綺麗な目でじっと私の目を見つめる綾瀬くん。


少し低く、静かに言った言葉は妙にいろっぽく聞こえて…。


「嫌…じゃ、ない…です」


あっさり答えてしまった私バカ野郎っ!


少しは立場をわきまえろっ!


「チッ」


駿の方から舌打ちらしき音が聞こえた。


「舌打ちした?」


「…してねぇよ」


本人がしてないっていうなら…してないのか。



はぁ…なんか大変なことになった気がする…。


綾瀬くん、駿、なんか…ありがとう?