イケメン王子と甘々同居中?!

急いで準備してリビングから出ると、もうすでに綾瀬くんが靴を履いていた。



「はやっ!」


「…井波が遅いだけだろ」


な、なんだとぉ?!


それが寝坊した人の言うことかっ!!


すると綾瀬くんは少し振り返って、


「行くぞ」


「っ…はい」


なぜか今の綾瀬くんの一言がやけにドキッとしてしまった。


隣を歩く綾瀬くん。


なんで?


なんでこんなに緊張してるの?!


…ていうか、こんなところ誰かに見られたりなんかしたら…!


「だ、だめだ!綾瀬くん!」


「…は?」


足を止めた綾瀬くんは、なにがだよ。と目で訴えてきた。


…この人は、怖い時と優しい時の差が激しすぎる。