イケメン王子と甘々同居中?!

イヤホンを恐る恐る耳から外す。


イヤホン付けてたから声が聞こえなかったんだ。


「ん…」


小さく声を漏らした綾瀬くんはさらに布団の中に頭を隠した。


「綾瀬くん起きて!!!」


「っ……」


「起きてー!!!」


今までで一番大きな声を出した。


綾瀬くんは頭を出して、薄眼を開けながら私を見た。


「……」


「……」


「……は?…なんで…」


なんでここにいるんだよ。とでも言いたそうな顔をされた。


「…おはよう!もう6時45分過ぎてるよ?」


「…マジかよ」


そう言った綾瀬くんの低い声は朝っぱらなのに色気を感じた。


とにかく布団から出てまだ眠そうに立ち上がった。


「ご飯できてるからね」


「…先に着替えるわ」


そう言うと、上に着ていた服を脱ぎ始めた。


私の目の前には、綺麗な体が……。


「り、リビングで待ってるから…ね!」


そう言って急いで部屋を出た。