『『きゃー!』』
「え、なに?!なに?!」
美緒と話をしていたら突然廊下の方が騒がしくなった。
「…あっ!王子じゃない?!」
…王子?
「なに?王子って」
そう美緒に聞くと、「知らないの?!ちょ、綺乃も来なさい!」と腕を引っ張られて廊下に連れて行かれた。
「ほらっきたきた!!」
美緒が人混みをかき分け、指を指す方を向く。
「……え…」
うそ…!
私の視線の先には、朝、電車で私のことを助けてくれた人と似ている人が歩いてくる。
いや…
あれは朝の人と同一人物だ。
その王子と呼ばれる人はこれだけの人数の女子が待ち構えているのに見向きもせず、
顔色ひとつ変えないまま、私たちの横を通り過ぎた。
「え、なに?!なに?!」
美緒と話をしていたら突然廊下の方が騒がしくなった。
「…あっ!王子じゃない?!」
…王子?
「なに?王子って」
そう美緒に聞くと、「知らないの?!ちょ、綺乃も来なさい!」と腕を引っ張られて廊下に連れて行かれた。
「ほらっきたきた!!」
美緒が人混みをかき分け、指を指す方を向く。
「……え…」
うそ…!
私の視線の先には、朝、電車で私のことを助けてくれた人と似ている人が歩いてくる。
いや…
あれは朝の人と同一人物だ。
その王子と呼ばれる人はこれだけの人数の女子が待ち構えているのに見向きもせず、
顔色ひとつ変えないまま、私たちの横を通り過ぎた。
