イケメン王子と甘々同居中?!

…あぁ。


始まったよ。


私のだめなところ。


昔から風邪で学校休んでいた時も、

お父さんがいなくて、忙しいお母さんが私の看病で仕事が休めるわけもなくいつも一人だった。



寂しかったんだよ。



いつも一人は……辛いよ…。


思い出しただけで涙か出てきた。


「……やだ…。ここに…いて…」


「っ……?」


驚いた顔で私を見る綾瀬くん。


「……お…ねがい」


そう言うと、綾瀬くんは少し、ほんの少しだけど小さく微笑んだような表情を見せた。


「わかった。大丈夫。ここにいるから、な?」


綾瀬くんの手が私の頬に触れて涙を拭いてくれた。


まるで、小さい子供をなだめるみたいに。


ありがとう、綾瀬くん……。


そのまま私は安心したように眠りについた。