イケメン王子と甘々同居中?!

「はぁ……はぁ……の、めない…」


「…は?」


だって、玉の薬…飲めないんだもん…。


今まで薬って言ったら奇跡的に全部粉薬だったんだもん…。


「いや、飲まないと熱下がらないだろ?」


「……うぅ…」


確かにそれもそうだよ。

でも……。


「……わかった」


すると、綾瀬くんは私が飲むはずの薬を自分の口の中に入れて、水を含んだ。


「……あやせ……くん…?」


綾瀬くんはベッドに腰を下ろし、

片方の手で私の頭を持ち上げ、もう片方の手を私の腰に回した。


…な……に?


「…ん…っ?!」


綾瀬くんはゆっくりと私に顔を近ずけて唇を重ね、私に口移しで薬を飲ませた。


「…全部飲んだ?」


「……の、んだ…」


意識がもうろうとして、何が起こったのかよくわからない。


「なら、俺は自分の部屋にいるから」