イケメン王子と甘々同居中?!

…なんて言われたけど。


5限目が始まってから、頭がボーッとして授業になかなか集中できない。



…頭痛くなってきた。



「井波さん?どうかした?」


頭を抑えて下を向いている私を見て先生がそう言う。


「あ、いえ…大丈夫です」


大丈夫、大丈夫。


そう唱えながら、5限目の授業を乗り切った。


「綺乃?大丈夫?なんか顔赤くない?」


「少し頭痛いかも…」


「保健室行く?!」


「大丈夫だよ…!あ、私本返さないといけないんだったよ。図書室行ってくるね」



前借りていた本が今日で借りれる期間が終わるのを忘れていた。


「私も行こうか?」


「ううん、美緒は次の授業の準備してて?」


すごく心配そうな美緒を置いて、図書室へ向かう。