イケメン王子と甘々同居中?!

「綺乃ー!!」


「なにー?」


休み時間。


美緒が遠くから私の名前を呼んでいる。



「ちょっと来て!」


なんだろ?

とりあえず美緒がいる、教室の入り口に行く。


「この子のこと?」


「あ、そう!この子!ありがとうね!」


……え。


この人!前、綾瀬くんにお弁当渡そうとした時の!!


「この間はごめん!」


彼はそう言って顔の前に手を合わせた。


「謝りにきた!結構怒ってたでしょ?亜紀に女の子のお客さんって言ったらファンの子だと思い込んで……」


あぁ、そういうことか。


なんかこんなに申し訳なさそうに謝られたら許すしかない。


「うん、いいよ?もうそんなに怒ってないし。気にもしてないよ」