イケメン王子と甘々同居中?!

「あの、綾瀬くん…と同じクラスですか?」


「綾瀬?うん、同じクラスだよ〜。また綾瀬ファンね?」


「えっ…ち、ちが…」



私はただお弁当を届けに……って、これ言っちゃマズイのか!



「おーい、綾瀬ー!!お前のファンの子が呼んでるぞ〜!」


「なっ?!」

「あ、あいつ今音楽聞いてるわ」



な、何この人?!


この人がそんなことを言うから、他の生徒が一斉に私を見る。


…最悪。


「違うから!これ、綾瀬くんに渡しといて!」


そう言いながら、紙袋に入ったお弁当をその男子に渡す。


「ラブレター?」


「っ…違うって言ってるじゃん!しつこいなぁ!」


明らかにラブレターっていうサイズじゃないでしょ!

その勢いのまま、私は自分の教室に戻った。