不良vs一匹狼~喧嘩を越えた最強の絆~

「…」

何かを、探っているような瞳。

この目が一番嫌いだ。

アイツらみたいな目をしやがって…

「ほかに理由があるんじゃないか?」

「っ!?…うっせーよ!!」

「…」

「急に話しかけてきたと思ったら、喧嘩してる意味なんか聞いてきて…そんなの勝手だろ!?お前はどうなんだよ!人の獲物まで取りやがって…」

周りからみたら、ただあせってる奴にしか見えないだろう。

それでもいい。

それでもいいから、俺の中には入って来られたくないんだ。