実力を認められ母さんから星蘭を受け継いだあの日から半年が経った


今日も俺は戦っていた


妖魔「ぎゃぁぁぁ―…」



冬夜「排除完了っと!」



最近自分でも強くなっている事が分かる
母さんもより一層本気で修行の相手をしてくれる


…にしても最近妖魔達がやたら多いな
手ごわい奴らも居る…

なんかおかしい気がする…
帰って母さんに報告してみよう―…



冬夜「母さん!」



城に戻り母さんの所に行くと不思議な事に皆で集まっていた


華夜「冬夜、お帰り」



冬夜「皆集まって何かあったの?」


母さんを中心にエマとナギサ
そして吸血鬼一族の長のリューク、他にも数人…


ただ事ではないと雰囲気で俺はそう感じた


華夜「ちょうどよかった。冬夜あなたも来なさい
あなたにも関係ある事なの」



皆が真剣に何か考え込んでいる
何か無騒ぎがした


そんな中、母さんが俺に問いかけた


華夜「冬夜、最近変わった事ある?」


冬夜「妖魔達の数が増えたぐらいだけどそれが何か関係してるのか?」



ナギサ「ここ数日妖魔達に不穏な動きがある」


冬夜「不穏な動き?」



エマ「確かな話よ
もしかしたら何か企んでいるのかもしれない」



華夜「…いつ何が起こるか分からない
月の周りには結界が張ってあるからすぐに感知は出来るけど……
油断はしないで」


そうして皆は帰っていった