何度でも君を好きになる



新しい子が入ってくるんだ…


なんて考えていたら、看護師さんの声がしてこっちです。なんて言っていた。


てことは、もう来るのか…。と思い、ドアの方を見ていた。


すると、入ってきた人物に、私は目を丸くした。


だってそれは、さっきぶつかった男の子だったから。

あの子和也って言うんだ。

なんて呑気に名前を確認していると、看護師さんに声をかけられた。


「葵ちゃん。この子がさっき言った佐藤和也くんよ」

「はじめまして。稲垣葵です」


私が挨拶をすると、男の子、和也くんは私の方を見た。


「初めてじゃないだろ」


なんていきなり言うもんだから、びっくりした。