功太くんが私なりのスピードで治せばいいと言ってくれてから、1週間もたった。
あれから毎日功太くんは来てくれている。
もちろん結衣もね!
でも、私はなかなか記憶が取り戻せないでいた。
怪我は順調に回復してきているものの、どうしても記憶だけが戻らない。
でもこれは単なる日常が戻ってきただけだった。
これはいつもの事だから。
だから特に不安になるでもなく、ただいつものように毎日が過ぎていくだけだった。
時間を見ると、もう4時だった。
だいたいこの時間くらいに結衣たちが来るので楽しみに待っていた。
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