「ごめん…。葵があんまりにも可愛すぎるから」


なんて言うと、葵は顔を赤くしていた。


「葵は葵のスピードでいいんだよ。ゆっくり治せばいいんだよ。俺は毎日来るから。分からないことがあったらいつでも聞いて」


俺は真剣な声で葵に言い聞かせるように話した。



俺はもう逃げないから。


葵のそばにずっといるから。


何があっても。



功太side end