何度でも君を好きになる



葵!葵!


何度も頭の中で葵の名前を呼び、葵の無事を祈った。


やがて誰かが俺の近くにきた気配がしたため上を向くと、葵の両親が来ていた。

「功太くん…、だったかしら?」


「はい…。そうですが」


「今日はもう帰った方がよくないかしら…。ほら、功太くんのご両親も心配してるでしょうし…」


ふと、時計を見るともう8時になっていた。


今日は何にも言っていないため、確かに心配するかもしれない。


でも葵が心配だし…。なんて考えていたら、葵の両親がこう言ってくれた。


「葵の事は私たちに任せて、功太くんは今日はゆっくり休んで下さい。またいつでもいらしてくれていいですから」


「はい…。お言葉に甘えさせて頂きます。ですが、葵さんのお見舞いには毎日来させて頂きます」


俺は親にも連絡していなかったため今日の所は、葵の両親に任せて明日から毎日葵の側にいようと決めて、葵の両親にお辞儀をして病院を後にした。