教室について、私は急に緊張が走った。 入学してからまもなく、私は入院したわけだから、みんなの反応が怖いし、友達なんて、知っている人しかいないわけで。 だから、急に足がすくんでしまった。 「葵。大丈夫だよ。落ち着け。俺がいるんだから」 功太は私の頭をポンッとして、優しい言葉をかけてくれた。 私は深呼吸をして、ドアに手を掛けた。 ガラッ 以外と勢いよく開いたドアは、一瞬で教室の空気を静かにさせた。