何度でも君を好きになる



「ど、どうしたの!?結衣」


「今日は学校の開校記念日で休みなの!知らなかった?」


知らなかった?なんて言われても、そもそも入ったばっかでこんな状態だし、一年生なんだから知ってる訳がない。


「全然知らなかったよ。じゃあ功太も来るかな?」


「きっと来るんじゃない?ていうか、葵!いつの間に呼び捨てになってんのよ!」


なんて言って結衣はニヤニヤしてるし…。


「なんかね、功太に俺の事は呼び捨てにしてくれないんだって言われて、言わないと罰ゲーム俺もしよっかなって」

私は結衣に経緯を教えた。


すると結衣は、興奮ぎみに言った。


「何々。その展開。ていうか俺もっていう単語が気になるんですけど!」


しまった!と言っても、時は既に遅く、結衣を見ると説明してと顔に書いてある。


何で今言っちゃったんだろう。


隣には和也がいるのに。


しかも結衣はそれに気付いてないし…。


功太が罰ゲームなんて言った理由が、和也が原因なんて知ったら和也に後で問い詰められる。


チラチラと私が結衣の後方ばかりを見ていたのに気付いた結衣は、あぁ。と言って後で教えてね!なんて言って近くの椅子に座った。


「てか葵!お隣の人の顔、私まだ見てないんだけど。どう?かっこいい?」


そんなこと言われても困るんだけどな…。


今ここでかっこいいと言っても、また和也に説教をされてしまう。


私は1つの提案が閃いた。


頷けばいいんだ!


そう思って私はコクッと頷いた。


すると結衣はほんとに!?なんて言って、目を輝かせていた。