葵にごめんね?と言われても、何がごめんなのって思ってしまう。
何で俺じゃないんだろうって。
このままじゃ、葵に八つ当たりをしてしまうかも知れないと思い、俺は葵を帰した。
ただただ苦しくて、誰かに分かってほしくて、でも俺の側には誰もいない…。
それがとてつもなく虚しかった。
胸が苦しくて、うまく息ができなくて。
俺はそんな苦しみに耐えながら、屋上で眠った。
この胸のモヤモヤが消えるように祈りながら。
和也side end
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…