そんなことが数分続いたところで、俺は寝ようかなと思い下を向いた。
ようやく眠りにつける。と思ったところで、誰かに名前を呼ばれた。
誰だ?と思いながら上を見上げると、そこには俺の好きな奴がいた。
今は会いたくなかったが、葵が病室に戻ろう?と言うので、俺はそんな葵に言ったんだ。
“俺は葵といたいよ?”って。
分かってたんだ。
そんなことを言っても、葵が困ることぐらい。
でも、どうにかして俺は葵を引き止めたかったんだ。
今だけは葵を独り占め出来ると思ったから。
でも葵はちがったんだ。
昨日の元カレの事を平然と話してきた。
俺は現実逃避をしていたのに、いざ本人に言われるとかなりくる。

