「俺、千花さんならどんな姿でも見つけられるんだろうな」 広重が、ふっと見上げて呟いた。 「……広重」 「はい?」 「一秒前より好きだよ」 笑う広重が可愛かった。 確実に好きは増えてる。 来年の春には、私の心も君を思って満開になる。 そんな気がしたんだ。 だから。 今からするキスはとても優しくなる。 そう思って、私が君にキスをした。 be happy and smile