揺さぶっても肩を叩いても変わらず反応は無いままだ。 こんな時に千草玲斗がいたら何か対処法を知っているのだろうが、運悪く現在俺の近くにはいない。 なんでも所用があるとかなんとか。 とにかく、このままここにいる訳にはいかないからひとまず家に連れて帰ろう。 「よいしょ」 横たわってる小柄な体を持ち上げて、背中におぶった。 うわ……こいつ軽すぎだろ。