「いや、この短時間で色々あってな……」 さて、気を取り直して。 「あの道端に倒れてた男の生気を、 その……吸ったのか?」 道端に倒れている大学生らしき男と、 その脇にしゃがみこんでいた見澤萌絵。 男の方は怪我もなく、財布の中身も入っていて、顔色も悪くは無かった。 「なんだ、馬鹿そうな顔して なかなかやるじゃんアンタ」 腕を組みながら上から目線で言う見澤萌絵 「そうよ、私がさっきの男の生気を吸ったの。その直後にアンタに出くわしたのよ」