「うーん、なんとなく理解できたけど。 けど待てよ……じゃあさ」 じっ、と千草玲斗を見つめる。 「そ、そんな見つめないでよ真琴くん…… 恥ずかしいじゃないか」 「ええい、うるさい黙れ小僧!! そして頬を染めんなっ」 イラッとしながら、俺は近くにおいてあったピンを取ると少し長めの前髪を持ち上げてパチリと留めた。