なんつーか、幽霊ってみんなこんな感じなのか? いや、 コ イ ツ それとも千草玲斗だけ特殊なのか? 「あ、あの」 控えめに発せられた、鈴を転がしたような可愛らしい声。 「あ……ごめん、存在 忘れてたわ」 「ごめん僕も」 少女はムッと唇を尖らせると窓枠に足をかけた。 「私もう時間なので行きます」