「そんな嫌そうな顔すんなよ。ま こ と ♡」 パチリとウインクをした男子は悪びれずに飄々と答えた。 「嫌に決まってんだろ。 何が悲しくて夏の朝っぱらから野郎の顔なんざ見ねぇといけねーんだよ」 しかも幽霊の、と付け足すと目の前の男子は苦笑した。