目を真ん丸にして俺を見る吉原は、まるで何を言っているのかわからない、という顔をした。
ていうか何、「へぁ!?」って。ウケる。
「えと、教えるって……私にか?」
「そうだけど」
ここにいるのはお前しかいないだろ?
それにお前以外のやつは泳げるし。
あ、玲斗は知らねーけど。
そんな俺と吉原の様子を交互に見ながら楽しそうにニヤニヤしてる玲斗。
せっかくのイイ顔がそれで全て台無しになっているという事に本人は気づいているのだろうか?
しまいに玲斗は
「真琴くんも大胆だねぇ~」
なんて言いながら肘で俺をつつく。
何が 大胆だねぇ~、だよ。
お前が期待してるようなことはするつもりねーし。
ったく、この変態め。
「け、けど……その、やっぱり」


