なんか意外だな。 小さい頃にスイミングとか行ってそうなイメージだったけど。 そんな俺の視線を受けて彼女は頬をぷくっと膨らませた。 「むぅ……泳げなくて悪かったな」 「いや別に馬鹿にはしてないから。 つーか、泳げないのに海に行こうって言ったのかよ」 すると吉原は顔をほんのりと朱に染めて、 もじもじとする。 「そ、それは……来栖と夏らしいことをしたかったから……」 「ふーん……?あっ、じゃあさ、吉原」 「うん?」 俺はにこやかに提案した。 「俺が教えてやるよ」 「へぁっ!?」