「え?ああ、どうぞ……?」
にこにこしながら俺を見てる玲斗の腕を掴んで歩き、吉原から20mほど離れたところで足を止める。
これだけ離れれば流石に内容は聞こえないだろう。
「で?本当のところはどうなんだよ」
「やっぱり真琴くんには嘘つけないね」
玲斗は苦笑してから、先程までの流れを簡単に話した。
「ここに着く少し前から体に違和感を覚えてね。さあ、いざ海に!って時に体が元の状態に戻り始めようとしてたんだよ」
「……幽霊の状態にか?」
「うん。まだ指先が少し透ける程度だったけど。生気吸わないとやばいなーと思って、みんなの輪の中から抜け出したんだ」
「……」
「1人で歩いてると美人で巨乳なお姉さん達に逆ナンされてさ。その人達から生気をもらったんだ」
「ちょっと待て」
「うん?どーしたんだい?」


